今回は前回の続きですね。
バッテリー②
処分方法や、その注意点等書いていきます。
この記事にはミミヨリな情報も満載なので、最後までお付き合いくださいませ。
【バッテリーの処分方法】
バッテリーは家庭用の不燃ごみで出すことはできません。使えないバッテリーは以下の方法で処分しましょう。
鉛蓄電池
車のバッテリーに使われる鉛蓄電池は、次の処分場所があります。
・バッテリーを販売しているお店
・廃品回収業者
・金属スクラップ業者 など…
車用品を取り扱う店舗は、バッテリー購入者の不要バッテリーを無料回収してくれるでしょう。
ネット販売をしているお店でも、不要なバッテリーを着払い返送することで回収してくれる店舗もあります。
鉛蓄電池を回収してくれる店舗には以下の通りです。
・ガソリンスタンド
・カー用品店
・ホームセンター など…
カー用品店では、不要バッテリーを無料で置いておける場所を用意している店舗があるでしょう。回収費用が発生する場合、500円~1,500円が目安となります。
金属専用のスクラップ業者は、企業の持ち込みのみ受け付けている場合もあるため事前に連絡してみましょう。
リチウムイオン蓄電池
モバイルバッテリーなど、小型蓄電池の処分方法は、以下の通りです。
・小型充電式電池回収BOX
・小型家電リサイクル法対象家電の回収BOX
モバイルバッテリーや単3充電池のような、小型の充電バッテリーはリサイクルが義務付けられています。
電気屋やホームセンターなどに、小型充電式電池回収BOXが設置されていれば処分が可能です。
回収BOXは、小型充電式電池のリサイクル活動を行っているJBRCのホームページから調べることができます。
また、各市区町村の役所でも小型家電リサイクル法対象家電の回収BOXが設置されており、小型バッテリーの処分を行っているでしょう。
処分するときは、電池の端子部分をビニールテープなどで絶縁する必要があります。電池の端子が素の状態だと、他の電池の端子と接触しショートして、発熱や発火の恐れがあります。
乾電池タイプやボタン電池タイプは、必ず+極と-極にテープを貼るようにしましょう。
【バッテリーの処分時の注意点】
バッテリーは、個人で分解をして処分するにはリスクが高いため、処分時に気を付けるポイントがあります。処分時の注意点を確認していきましょう。
・バッテリーの分解は危険
バッテリーの中には電解液が入っています。使用されている希硫酸や水酸化カリウムなどは有害な液体のため、そのまま捨てることができません。
それぞれの溶液は中和することで廃棄可能ですが、中和した溶液や塩を捨てるのも手間がかかるため業者に処分を依頼するのが良いでしょう。
・発火や爆発の可能性
リチウムイオンバッテリーは、衝撃などを加えると発火や爆発をする事例があります。
そのため、分解して処分することはまず行わないほうが良いでしょう。
・処分時の注意点
バッテリーを処分するときは、以下の点をこころがけましょう。
・処分前はできるだけ完全放電しているのが望ましい
・高湿高温の場所に置かない
・衝撃を与えない
・電極(+極 / -極)を絶縁体(ビニールテープなど)で塞ぐ など…
処分するときはバッテリーを完全放電させておくと安全です。
また、一緒に保管した電池との接触によって発熱や発火が起こるリスクがあるため、電極を絶縁体で覆うことをおすすめします。
【不用品回収業者に依頼する】
そんな時はいつものやつです。
お電話1本即お見積もりの不用品回収業者に依頼してみましょう。
最大のメリットはその速さです。
【ミミヨリ情報】
実はバッテリーって売れるみたいです。
フリマアプリや個人のネットオークションでは、モバイルバッテリーやスマホの内蔵バッテリーなどは500円以下の低価格で取引されています。
中古のバッテリーが取引される理由として以下が考えられるでしょう。
・残存容量が少なくても使えればいいユーザーがいる
・新品を買うよりも圧倒的に安価で手に入れられる など…
今使っているバッテリーが使えなくなり、とりあえず使えるなら新品ではなくても良いユーザーは、安価である中古バッテリーを活用します。
新品が10倍以上の価格になるため、中古バッテリーが使えればコストパフォーマンスがとても良いのです。
ネットオークションでの販売を考えている場合は、過去の取引事例などを確認し、トラブルにならないように商品説明や注意事項を明確に記載しましょう。
今回は少し長くなりましたがバッテリーの処分について書きました。
それでは…アデュー(@^^)/~~~